・手前の歯との間に汚れがたまり、虫歯、歯周病の原因になっている。
・親知らずの周りに炎症や膿の袋を作ってしまっている。
・歯並びが悪くなる原因となっている。
・上記の症状を将来起こす可能性がある。
横向きに埋まっている親知らず。
歯茎をメスで切ります。
骨を露出させます。
歯を抜きやすいように骨を少し削ります。
歯の頭を分割して取り除きます。
残った歯の根っこを取り除きます。
抜いた穴を掃除します。
洗浄します。
縫合して終了です。
・術後に鎮痛剤と抗生物質が処方されます。
・抗生物質は指示通りに飲み切ってください。
・1週間後に抜糸します。
・ご自宅で出血が止まらない場合はガーゼを20分、創部で嚙んでください。
・あざが頬にできることがありますが2週間ほどでなくなります。
・発熱することもありますので、抜歯当日は安静にしていてください。
・下唇の知覚麻痺:頻度は0.4%~5%。そのうち半年後まで症状が残るのは0.05%。
・舌の知覚麻痺:麻酔の針が舌の神経を刺激して起こることがまれにあります。
・上顎洞迷入:上の親知らずが上顎洞という副鼻腔に落下することがまれにあります。
・治りの不良や感染:創部をもう一度開くことや、抗生物質の点滴が必要になることがあります。